第201話 SIG.WORKS MSカッティングガイド
あまりパーツの加工が得意ではない僕。
それでもとあるYouTubeチャンネルで簡単につくれるフレキというのがあって
実際に作ってみたら本当に簡単だった。
現在の一般的な加工法によるフレキに比べたら、色々と不足してる部分はある。
だけど自分としては結構な冒険で、初めてサスを動かした時はそのギミックに
喜びでいっぱいだった。
そこで2台のMSフレキを作ったんです。
1台はかなり簡易的な作りで、中径タイヤにフロントはATスラダンで
リアは初めて作ったアンカーユニットを装備。
もう1台は前後ユニットに一般的な手法に近いフレキの加工を施し、
大径タイヤとベーシックに組んだリジットな前後バンパー。
前者はJAPAN CUP大阪大会1で出走済み。
その後に後者がロールアウトしたけど、かなり速かったぶんダメージも凄いのか
リアユニットのセンターシャーシと接続されるコの字型のツメが
コースアウトした衝撃で割れて派手に吹き飛んでしまい、
フロントユニットのツメもクラックが入って脱落寸前の状態。
ツメを失ったマシンは全長がフレキシブルとなり、前後に伸びるとトラクションが
抜けまくるという、かなり奇特なマシンになってしまった。
つまり前後ユニットはオシャカです。
そこで3台目のフレキというか、2台目のシャーシを新たに作り直さなければ
ならなくなりました。あの速度をもう一度手に入れたくて。
ならば今回は前回を超えなくてはならない。
そこで導入したのがこのアイテム。
SIG.WORKSさんのMSセッティングガイドです。
これはセンターシャーシの前後を切断する時に使う治具ですね。
今まではクラフトのこを使って切ってましたが、切り離したパーツを確認すると
やはり目分量では前後左右で対称にはならないので、購入しました。
使い方はこんなかんじ。
センターシャーシ中央側の支柱にセットして、治具のスリットに
クラフトのこを入れてザクザクと切っていくだけ。
これがもうメチャクチャ簡単でキレイに切れるんですよ!
オーダーした後の入金が遅くなってしまい、発注から1ヶ月近く待ちましたが
これは待った甲斐がありました。
マシンに使えそうなカッコいいステッカーまで付属されてます(≧▽≦)
前後とも切断したら断面のバリをとって、慎重にヤスリをかけます。
とりあえず サスが動作するように作る はクリアしたので、
今後はさらに精度や効果を上げていけるよう、とにかく数をこなすことが
何よりも大切だと思っています。
そんな時にこの治具は負担を減らしてくれて精度も上げられるという
本当に心強いアイテムだと思います。
我が家には他にもタイヤを削る治具もありますが、
3Dプリンターの可能性って凄いですね!
これからどんなアイテムが出てきて、どんなことができるようになるのか
とても楽しみにしています。