第186話 【考察】グレートクロスサーキット2017

もう発表されたんですね ジャパンカップ2017のコース。

 

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その名も GREAT CROSS CIRCUIT 2017 !!

最初は単純に8の字にクロスしてるからグレートなんだと思ってましたが、

実際はそんな甘っちょろいモンではありませんでした。

コースのレイアウト下半分をクロスさせたものと、

それを左右反転させたミラーと呼ばれる2種の計4種もの

レイアウトバリエーションがあります!

よくこんなもの考えたな というのが正直な感想。

 

やっぱり組み換えな新機軸のボディであるデクロスのプロモーションも

少なからずあるんでしょうねぇ。

タミヤ ミニ四駆PROシリーズ No.46 DCR-01 デクロスー01 MAシャーシ 18646

これはまた別記事で書こうと思ってますが、僕自身は非常に期待してます。

 

ではコースの各セクションについて予想していきたいと思います。

 

Aタイプのコースレイアウトで順を追って行くと、

まずはスタートした直後のルーズロード。

直接コースアウトには結びつかないでしょうが、順位が僅差な場合は

ココが分け目となるかもですね。

 

次のオメガバンクはさりげに結構タフなセクションだと思うんですよ。

何度かはわかりませんが、たぶん45°くらいはありますよね?

それを90°コーナー3つぶんを左右に振られながら駆け上がるんですよ?

手前に加速するストレートもないことですし、トルクのないマシンは

ここでイッキに取り残されてしまうと思いますし、

ローラーの完成度も影響してくると読んでます。

 

そこから下ってのニューエラターンをパスしてスプリング大会では

随分と悩ませてくれたダブルバウンシングストレートが再びマルチで登場。

これほどまでに組み合わせで性格の変わるセクションも珍しいでしょうね。

恐らく最高難度の大阪大会と最低難度である岡山大会の両方を走った身からすると

そうとしか思えません。

今回の4種あるコースレイアウトよりも、このDBSマルチの組み合わせのほうが

マシンセッティングに与える影響力はデカいと勝手に予想します。

 

続く富士通ポップでは、DBSマルチからの跳ねっぷりで着地点が

上りスロープになるでしょうから制振力が問われるかと思います。

 

そして最後のクライムチェンジャー。

さりげなさすぎて初見では気づきませんでしたが、普通のLCとは逆で

1レーンのみがフラットで、あとの2~5レーンはバンクを駆け上がるというもの。

角度や高さは昨年のバーティカルチェンジャーほどの鬼畜っぷりはないものの、

ブレーキのセッティングを間違えて効かせ過ぎると、

今まで1周だけ減速してたのが、今度は4周を減速して通ることになります。

 

ということはですよ ブレーキが必要になってくるのは

ダブルバウンシングストレートマルチしかないんですよね。

クライムチェンジャーの角度で効かずにDBSマルチのみで効く

ブレーキの高さ ・・・そんなのあるんでしょうか?

 

そう考えると

  万全の制振性を備えたノーブレーキマシンと

         運良く難度の低いDBSマルチのパターン

これらが必要になってくるんじゃないでしょうか?

 

でも、どんなDBSマルチのパターンが来ても勝てるのが

本当に実力のあるレーサーなんでしょうね。

 

あと、オメガバンクとクライムチェンジャーではトルクを要求されますが、

他のセクションは全体的に見てもフラットに近くてスピードが問われます。

相変わらずタミヤさんは相反する要素を求めるレイアウトを作るのが上手い!

という印象を抱きました。

 

 

さて みなさんはこのコースをどう攻略しますか?